中二病FT Ende Kreuz(エンデ・クラウズ)聖地暗転115






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「ぼやぼやしている暇があったら、早くアスバーンの騎士を捕らえるかその首を刎ねぬか!さもなくば、貴様らがオスビート様の重い神罰を受けると心せよ!!」
「し、承知いたしました、隊長!」
「必ずやアスバーンの騎士を仕留めてご覧に入れます!」
頭から冷水をぶちまけられたかのように心底震え上がりながら、神の拳ゴッデスファウストどもはおのおの剣や戦斧などの武器を手にし、慌ただしく詰め所を後にしていった。

 ライナーたちは本格的に療養施設の地下室の調査を始めた。
最初に調べた入口から入ってすぐ左手にある部屋は倉庫のようだった。
オスビートの教会で使われていた古びた教本から治療所で使用するベッドに敷くための白いシーツ、干し肉などの食糧に至るまで、ありとあらゆる物資が詰め込まれていた。
彼らは手分けして部屋にあるものを調べたが、何も見つけることはできなかった。
「これといったものはなさそうですね」
フィンは悄然と肩を落とした。
「まあ、こんなものだろう。次にいくぞ」
ライナーの態度は日常的な仕事をこなす時のように淡々としていた。
次は、入口から入って右手にある部屋だった。
この部屋には左右に一つずつ、そして奥に一つ木棺が保管してあった。
治療も虚しく絶命する者が出た場合に備えてのものだろう。

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